Opentrons、Avego主導で4000万ドルのシリーズE調達 1万1000台のラボロボットをAI駆動の研究に売り込む
ヘルスケア投資会社Avegoが、ラボ自動化ロボットのOpentronsのシリーズE(4000万ドル)を主導した。同社は80カ国以上に1万1000台超のロボットを導入済みとし、AIモデルが設計した実験をそのまま実行できる設置台数を売りにしている。
ニューヨークのラボ用ロボットメーカーOpentronsは10月29日、ヘルスケア投資会社Avegoが主導するシリーズEで4000万ドルを調達したと発表した。BroadOak Capital Partnersも出資し、ソフトバンク・ビジョン・ファンドとKhosla Venturesは既存株主だ。資金はAIによる実験実行、実験プロトコル開発の高速化、新市場の開拓に充てる。
Opentronsが投資家に売り込んでいるのは、すでに現場にあるロボットの数だ。同社によると、80カ国以上の研究室で1万1000台を超えるロボットが稼働し、米国の上位20の研究大学すべてと、世界の製薬大手上位20社の90%が導入している。AIモデルは研究室が実験をこなすよりはるかに速く実験を設計できるようになった。だから、すでに実験台に置かれ、毎回の実験を構造化データとして記録するロボットこそが、その差を埋める最短の道だというのが同社の主張だ。James Atwood CEOは「自律型サイエンスはOpentronsを標準にしつつある」と語った。
その1週間前、Kevin Weil氏のWarp Sciencesは逆の計画で2億1500万ドルを調達した。米国に前臨床の受託研究ラボをつくり、まず人間の化学者が実験を担い、その作業を段階的に自動化するという。Opentronsは、顧客がすでに持っているロボットにAIを載せる方を選ぶと賭けている。
今回の調達額は、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2が主導した2021年のシリーズC(2億ドル)の5分の1にあたる。当時Opentronsは、OT-2が40カ国以上の数千の研究機関で使われていると説明していた。
出典 出典確認済み
- 1.Opentrons via BioSpace (Business Wire), Oct 29, 2026: Opentrons Announces $40M Series E Round to Standardize AI-Driven Science on Its Robotsbiospace.com
- 2.TechCrunch, Oct 22, 2026: Former OpenAI science lead launches Warp Science to automate wet labs with robotstechcrunch.com
- 3.Kevin Weil on X via Thread Reader, Oct 22, 2026: Introducing Warp Sciencesthreadreaderapp.com
- 4.Opentrons via Newswise, Sep 23, 2021: Opentrons Announces $200 Million Series C Round Led by Softbanknewswise.com
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