Zipline、評価額215億ドルで15億ドルを調達 Walmartはドローン配送拠点を300カ所追加
ZiplineはParadigm、WCM、Layer Globalが主導する15億ドルの資金調達を実施し、Walmartと現在の21拠点に300拠点を加えることで合意した。ただ、同社が示した最も具体的な数字は飲食店のものだ。
ドローン配送のZiplineは11月5日、ポストマネー評価額215億ドルで15億ドルを調達したと発表した。Paradigm、WCM Investment Management、Layer Globalが主導し、Valor Equity Partners、Fidelity、Uber、Tiger Global、J.P.モルガン、ARK Invest、Salesforce Venturesが参加した。同日、Walmartと全国規模の新たな複数年契約を結び、配送拠点を300カ所追加すると発表した。TechCrunchによると、両社が現在共同で運営する拠点は21カ所で、計算上ネットワークは今の約15倍になる。
規模を語るのはWalmartだが、Ziplineが前面に出した数字は飲食店のものだ。取引期間が最も長い飲食店のグループでは、3月から10月にかけて各店のデリバリー売上に占めるZiplineの比率が**10.8%から34.9%**に上がり、デリバリー流通総額の26%増のうち80%をZiplineの注文が占めたという。これは配送プラットフォームとしてのシェア獲得で、飲食店がすでに手数料を払っている配達アプリと競合する。そのアプリの一つであるUberは今回の出資者で、Ziplineと2029年までに1日100万件の配送を目指している。
Ziplineが示す実績はダラス・フォートワース
Ziplineによると、今年はダラス・フォートワース地域だけで100万件以上を配送した。10月の注文から到着までの中央値は19分で、従来の配送は30分以上、ベーカリーの注文は10分だった。TechCrunchによれば、宅配用のPlatform 2ドローンは半径10マイル以内で最大8ポンドを運ぶ。同社は商用の自律飛行で累計1億5000万マイルを安全事故なしで飛んだとしており、調達資金は米国内の製造拡大と採用に充てる。
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Walmartは今回の拡大を米国最大の小売ドローン配送プログラムと位置づける。EC フルフィルメント変革担当上級副社長のGreg Cathey氏は「お客様は物珍しさでドローン配送を試し、その後は便利さから使い続けている」と語った。
最も強い反論はZipline自身から出ている。飲食店の注文は上乗せ分で、他のプラットフォームの需要は減っていないという。Walmartの300拠点やUberでの展開でもそうなら、Ziplineは配達アプリから注文を奪うのではなく、新しい種類の注文を生み出していることになる。
出典 出典確認済み
- 1.Zipline, Nov 5, 2026: Zipline Raises $1.5 Billion to Build Nationwide Drone Delivery Networkzipline.com
- 2.TechCrunch, Nov 5, 2026: Zipline hits $21.5B valuation as Walmart expands bet on drone deliverytechcrunch.com
- 3.The Shelby Report, Nov 5, 2026: Walmart To Add 300 Zipline Drone Delivery Sites Nationwidetheshelbyreport.com
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